家財整理という生活支援 ―現場と制度の交差点
月刊廃棄物。遺品整理・生前整理の現場で起きていることを、一般廃棄物の制度や自治体の仕組みと照らし合わせて読み解く。
編集長・運営者
死後活 編集長 /「死後活」提唱者
元読売新聞記者。遺品整理・特殊清掃の現場で培った経験を基に、死後の世界を通じて現在の生き方を問い直す「死後活」を提唱している。

なぜ死後活を始めたのか
新聞記者として孤独死の現場を取材したとき、いちばん心に残ったのは、亡くなった人よりも、その部屋に残されたものでした。予定の書き込まれたカレンダー、洗いかけの食器、読みかけの本。暮らしは、ある日突然、途中で止まります。
遺品整理の仕事に移ってからは、その部屋を片付ける側に立つようになりました。家族、大家さん、自治体の職員、作業員。死んだ本人にとって、死後のことはもうどうでもいい。けれど、残された人にとっては、どうでもよくない。その間にある問いを、誰もきちんと言葉にしていないと感じてきました。
自分がいなくなったあとの世界を想像することは、暗いことではなく、いまをどう生きるかを考えることだと思います。その問いに名前をつけて、広めたい。そう思って「死後活」を始めました。
1993年、愛知県豊橋市生まれ。大阪大学外国語学部卒。2018年に読売新聞東京本社へ入社し、宇都宮支局で栃木県政キャップ、東京本社政治部で総理番記者を務める。
記者時代に孤独死やセルフネグレクトの現場を取材するなかで「超高齢社会の最前線を見たい」と考え、2024年に家財整理・遺品整理・特殊清掃の会社へ移り、栃木県那須烏山市に移住。一般廃棄物収集運搬許可の取得や自治体との防疫活動の協定、環境省のモデル実証事業などに携わりながら、孤独死や廃棄物の現場から発信を続けている。
とちぎ未来大使。栃木県立宇都宮白楊高等学校 学校運営協議会委員。
動画
遺品整理会社のYouTubeチャンネル「片付けのエヅリン」で、2024年8月から企画・取材・構成を担当。
| 期間 | 総再生回数 | 登録者の増加 |
|---|---|---|
| 開設〜2024年7月(8年半) | 32.1万回 | 275人 |
| 2024年8月〜2026年10月(2年3か月) | 163.3万回 | 3,008人 |
連載・執筆
月刊廃棄物。遺品整理・生前整理の現場で起きていることを、一般廃棄物の制度や自治体の仕組みと照らし合わせて読み解く。
月刊廃棄物。公営住宅で相次ぐ孤独死と、その後に残される部屋と家財をめぐるルポ。
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